三姉妹の母がもらって嬉しかった出産祝いの品とは！？

私自身も一時の母である、35歳の主婦です。私には年上の従姉がおり仲良くしているのですが、8歳・5歳・3歳という3姉妹のお母さんです。女の子3人と言ってもみなそれぞれに性格が全然違うので、日々の生活もけっこう悩むところが多く、大変だそうです。

ところで私は近所に住んでいるので、彼女のところへは頻繁にお手伝いに行っています。出産の前後は特に、足繁く通っていました。そんな親しい仲ですので、出産祝いに関しても話をしました。以下は、彼女が語ってくれたところの経験です。

次女が生まれた時、長女が…

次女が生まれた際、3歳だった長女の赤ちゃん返りが起こったそうです。誰もかれもが生まれたばかりの赤ちゃんである妹のことにかかりっきりなので、つまらなく寂しい長女としては仕方がないことでしょう。ですが従姉は大変手を焼き（私も結構苦労しました）、以前は素直で手のかからない子だったのに…と嘆いていました。

昔の上司からの出産祝いが救ってくれた

ですが、少し遅れて届いた次女の出産祝いが、それを救ってくれたと言います。それは従姉の昔の上司という年上女性からの贈り物でしたが、たくさんの上質のベビー服に加えて、長女向けの洋服と絵本、それに菓子折りが入っていたそうです。

長女が手にしたのは、ベビー服とは対照的に「お姉さん」っぽさが漂う、ちょっとシックめなお洋服のアンサンブルでした。ちょうど興味を持ち始めるころでしょう、フェイクのアクセサリーがついたデザインだったそうです。そのキラキラに見入って言葉を失っている長女を見て、従姉は「すごい綺麗なお洋服だねえ。（長女）ちゃんはさすがにお姉さんだからね、（次女）ちゃんが着られないこんな素敵なプレゼントをもらえるんだね～」という風に言ったそうです。

このお洋服のプレゼント以来、長女には「お姉さん」「赤ちゃんに大変なママを助ける」という意識が芽生えたようで、赤ちゃん返りは嘘のように消えました。部外者の私から見ても、時々やんちゃはするものの、とてもしっかりしたお姉さんというキャラクターになっていったのです。

赤ちゃんだけにフォーカスしなかった出産祝い

この出産祝いを贈ってくれた女性のすごい所は、出産祝いをただ生まれた赤ちゃんだけにフォーカスせず、他の家族メンバーに関しても心遣いをしている点です。そのまた数年後に三女が生まれた際にも同じような贈り物が届き、長女はさらにお姉さんの風格を増し、次女も次女で小さなお姉さんとして自覚を持ったようです。

ちなみにこの姉妹に関しては、お下がりに関する苦手意識は少なく、各出産祝いで届いた素敵な「お姉さん服」を自分が着る日を楽しみに待っているようです。長い事役に立つという点でも、優れた出産祝いですね。